台北ヘヴン/台北日誌
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台北生活の体験日誌

#006-010 |
| #006:暑い!/寒い![06/Sep/2000] |
暑い〜〜!っ
ちょっと外を歩くだけでダラーっと汗が垂れてくる。生まれてこのかた開いたことがないような汗腺からまでも、ダラ〜っと汗が流れ出て、こんな所にも汗腺があるのか!と驚かされる。
気温はそんなに高く無い(34度くらい)が、湿度が高いから、いつも身体が湿っていてベトベトしている。毎朝ちゃんとお化粧しても、すぐにムンクの絵のような顔になってしまう。
そんな暑い日中でも、台湾人は結構涼しい顔をしている人が多い。生まれ育った環境に身体が順応しているのだろう、「暑い!」とは言っているが、私のようにオデコが光ってない。ランチには平気でアツアツの麺を屋台で食べたりしている。私もマネしたくなり、無謀にも挑戦すると、汗で水溜りが出来るほど、ポタポタと玉の汗が吹き出て、見苦しくてしょうがない。
寒い〜〜!っ
しかし、建物の中はこれでもか!というくらいクーラーが効いている。スーパーに買い物に行く場合は手早く終わらせないと、出る頃には指先まで冷え切って、痺れてお金が払えなくなるほどだ。建物の中と外気温の差が大きい為、出たり入ったりしていると、必ず旦那はお腹の調子が悪くなる。
オゾン層の破壊の原因は台湾にあるっということを誰に伝えれば良いのだろうか?クーラーガンガン社会だから、ビルの各部屋ごとに室外機がブンブン唸っている。そして、排水は垂れ流しだ。歩道を歩いていると上からポタポタとクーラーの排水が落ちてくる。ただでさえ不快な上に、排水がかかるとチョー不快になる。しかし怒ってはいけない。何故なら我が家のクーラーも同じだからだ‥‥
本文は投稿頂きました、謝謝!
外と中の気温差が激しく、体調を崩す方が多いようです。お気をつけ下さい。 |
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| #007:コピー商品探検[07/Sep/2000] |
ROLEXの悲劇
コピー商品探検計画は約2ケ月前から進行していた。俺たちは自ら虎穴にホイホイ入っていくスパイを数度にわたって送り込んでいた。彼はアイテムを入手すると、こう自慢するのだった。
「これ本物買ったらXX万円!でもこれはX万円!!」、
「俺のROLEX見たい?」、
「今週末一緒に行こうぜ!!」
本物は見たことがないので正確なコメントは出来ないが、Webの画像で確認すると確かにROLEXである。手に取れば細部に若干荒さは見られるものの、手の出ない本物よりは、手元にあるコピー品の満足感が確かに伝わってきた。しかし、その後このROLEXに悲劇が訪れる。
彼は興味を示す人には「俺のROLEX見る?」と言って、服の端でまずガラスを大切にふき取ってから渡すのが癖だった。磨けば磨くほどい愛着が湧く、大切な儀式の一部だ。購入からそう時間も経ってないある日、磨き終えたガラスが一向に輝きを増さないことに彼は気づきだした。最初はあまり気にしていなかったが、それが内側の曇りであることに気が付くのもそう時間がかからなかった。「出来ることなら、中に手を突っ込んでふき取りたい!!」といった衝動に駆られるようになったが、ガラスにドライヤーを当てて曇りを取るのが精一杯だった‥‥
その後、曇ったROLEXの行く末は誰も知らない。
スパイ大作戦
後日、スパイ情報に基づき俺たちは携帯への接触を開始した。
俺 「もしもし!時計見たいんだけど」
あやしい親父「今どこ?」
俺 「×●大飯店のロビー」
あやしい親父「20分後そこ迎えに行く。車番号はXXXX‥‥」
俺たちはそのあやしい親父に会ったことはなかったが、特に不安は感じていなかったし、20分後に会った親父は"ははーん、なるほど"とうなずかせるには十分な風貌と日本語を話した。
言われるまま車に乗り込み目的地に向かう。細い路地に入り、車が止まった。特に看板もなければ賑わっている様子もない(あたりまえか)。辺りは台湾にありがちな古びた路地で両脇にはアパートが立ち並んでいた。小さなシャッターの前で親父がインターフォンで会話(合言葉か??)をすると中から鍵が開けられた。この入り口に入るためにはちょっと腰をかがめなければいけなかった。中に入ると薄暗く外から入った直後は何も見えなかった。
10mほど先に明るい部屋が見える。どうやら目的地らしい。
怒涛の売り込み
目の前にこれほどのブランド商品があるとは誰が想像しただろうか?
ROLEX, OMEGA, TAG_HAUER, VALLENTINO, LEUIS
VITTON, GUCCHI,CARTIER...etc.流行に鈍感な俺でも、これらのコピー品の山には目をパチクリして圧倒されるしかなかった。コピー品とはいえ始めてROLEXを手に取っている俺に、店員は助詞を省き高速化された日本語で機関銃のように攻撃してくる。
「こっちSEIKO製の部品、あっちSWISS製。」(中はコピーできないわけね)
「これキムタクの人気ある」(ああ、これが例の!始めて見た。)
「これ新モデル\16000
あっち古い\10000おじさん良く買う」(俺っておじさん?ってこと?)
「ここ全てA級品、だからいい」(コピーにも、ランクがあるのか)
「他に買ったら安くする、だから買う」(いいから、ゆっくり見せてくれ!)
‥‥‥(永遠と続く)
この部屋は約10m*5mほどの大きさで、もちろん窓はない。壁際に沿って棚があり、部屋の中央には大きな机が置いてある。入口右側の棚には主に時計、左の棚および中央の机には鞄や財布などの皮製品がギッシリを置かれている。この部屋には店員が3名いるが、心なしかピリピリして余裕がないような感じだ。
新しい客が入ってきた。どうやら日本人観光客のようで、鞄に興味を持っているようだ。店員は彼らにも「安い、A級品、買う!」を連発している。約20分ほどの探検でこの場を俺たちは去ることにした。
購入したかどうかは、ご想像にお任せ‥‥
Caution!
コピー商品は違法です。通関時は没収となります。
国際的にはコピー品の購入はモラルが問われます。 |
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| #008:口袋餅乾と黒色餅乾[11/Sep/2000] |
ビビアンかわいい
"口袋餅乾=ポケットビスケッツ"と"黒色餅乾=ブラックビスケッツ"がいまだに、台湾のテレビをにぎわしている。実際台湾で人気があるのかは不明だが、我が家のTVには年中登場している。
台北のテレビはケーブル放送が一般的で約90チャンネルを視聴出来る。日本の番組を放送しているのは、"50CH:緯來日本台","51CH:国興衛視",”52CH:JET","83CH:NHK
Asia"の計4チャンネル。北京語自体が理解出来ないので、自然と見る番組は、これら4つもしくは解説さえ我慢すれば観戦に耐えられるスポーツチャネルに限られる。
NHK以外の日本番組は放送権を購入しているようで、経費を節約するために”これでもか”といわんばかりに、同じ放送を繰り返しているのが現状です。例えば”ウリナリ”の社交ダンス選手権などはこの1年だけでも5回は見た気がします。また、日本での活動を休止(?)したビビアンも出演しており、まだまだ黒色餅乾も健在と錯覚することが多い。
何度も見るビビアンをかわいいと思うようになってしまった‥‥‥この頃です。
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| #009:中秋節とBBQ[13/Sep/2000] |
月餅(ユエピン)
9/12は旧暦の8/15で"中秋節"という台湾の休日だった。この"中秋節"はお月見の日で、有名な食べ物が2つある。
1つは月餅(ユエピン)で我々のイメージする饅頭の具がバラエティに富んだお菓子。例えば胡桃や肉を甘く煮込んだものが中に包まれており、そのバリエーションは無限だ。この季節でなくとも月餅は売っているので、お気に入りの一品を探すのは結構面白いかもしれない。
何で?路上でBBQ?
もう一つ有名な食べ物はBBQ(バーベキュー)。何故BBQ?という疑問に答えることはできないが、街を歩くとあちこちに香ばしいにおいが漂っている。しかしBBQといっても公園のような自然の中ではなく、家や店の前の道ばたでやっていることに驚かされる。ドカベンのさっちゃんが家の前でサンマを焼いて、じっちゃんがそのままそこで食べているようなイメージだ。BBQが台北という都会のまん中で人目を気にせず行われているのだ。もちろん目の前には通行人は頻繁に通るし、車もブンブンとガスを振り撒き疾走している。
こうした光景を見ると疑問で一杯になるが、台湾人の逞しさを再認識すると共に"うまそう!"と不覚にも感じた自分がちょっと台湾人よりになったような気がした。
| [私見]でもBBQは自然の中でやろうよ〜そのほうが絶対うまいよ! |
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| #010:ハズレを引かない食堂選び[19/Sep/2000] |
食の宝庫でもハズレはある
食文化の宝庫台湾。一度でも台湾に来たことのある人は、食文化の豊かさに驚くことだろう。中華/イタリアン/タイ/インド/西洋料理/和食....ない料理をさがすことが難しいくらいの豊富さだ。また、ちょっと小腹をふくらませたいなら小吃(しゃおちー)の屋台や食堂が、ところ狭しと乱立している。こうした状況は、台湾人は家族そろって食事に出かける習慣が根付いているためと考えられる。
來台以降いろんな料理にチャレンジしてきたが、ほっぺたが落ちそう(うまい)になったり、自分の味覚を疑ったり(ハズレ)と一喜一憂することが多々ある。僕のような台湾に住む人がハズレを引いても立ち直る機会は多々あるのだが、旅行で期待に胸を膨らませている人にとっては帰国後もいやな部分での思い出として残ることだろう。そこで、ハズレを引かないための心得を紹介しようと思う。
| [教訓] 人の入っていない食堂/レストランには入るなかれ |
食に関して貪欲な台湾人は、味について非常にシビアな一面を持っている。ハズレの店にはまったく人は入らず、”この店ヤバイな!”と思っているとあっという間に新しい店に変わってしまう。食堂が繁盛するかは”うまいか?”の一言に集約される。旅行や出張で台湾に来た方は、是非この教訓を参考にしてほしい。貴重な時間だからね。
ゴキブリはうまい証か?
我が家の傍にはゴキブリの住む北京料理屋さんがあるが、昼夜を問わず繁盛している。美味しいお店を見分けるコツかもしれない。
話は若干それるが、日本にガス屋の友達がいる。とあるラーメン屋のガス設備のメンテナンスに行ったが、カバーを外した時に中から数匹のゴキブリが現れて、スープの中に落ちたらしい。知らない顔をして、その場を切り抜けたらしいが、その日のラーメンは美味かったのだろうか?結構人気店らしいです。いいダシ出てます。
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