台北ヘヴン/台北日誌
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台北生活の体験日誌

#021-025
#021:蚊[03/Oct/2000]

網戸の隙間

自慢ではないが、我が家の網戸は立て付けが悪い。ちょっと左に傾いているので、一番上の部分で約1.5cmの隙間が開いている。夜になると、おそらくこの隙間から招かれざる訪問者が多数やってくる.....
世界蚊選手権優勝?

耳元の不快な”ブーン”という羽音で、眠れない日が続いていた。”蚊”という”ゴキブリ”と並んでどこの世界でも嫌われ者の奴である。アースノーマットを付けてみたのだが、奴らは進化してしまったのか、あまり効果が無くアースノーマットの上を優雅に飛び回るようになってきた。そんな姿は序々に僕らの怒りを増大させてゆくのだった。台湾の蚊は日本で見かける藪蚊のような大きさで、つぶした時にギョッとするばかりか、その後見事なまでの腫れを作ってゆく。世界蚊選手権があれば間違いなく日本の蚊を押しのけてアジア代表になるだろう。(ホンマかいな?)我が家の壁には奴らと格闘した血の跡が戦歴として多数残されている。
テニスラケット?‥いいえ、蚊取りラケットです

夜市で不思議な物を目にした。それは子供のテニスラケットのようだが、ガットは鉄線で出来ており横にしか張られていないので、弾を打ち返すことは出来ない。調べてみたところこれは”蚊取りラケット”というものであることが判明した。台湾の家庭には最低1本の必需品らしい。”ホントにそんなもんで取れるんかいな?”という疑問で一杯だったが、なにはともあれ入手したのだった。

それは手元に電池BOXがありグリップを握った際にちょうどいい場所にスイッチがついていた。どうやら、鉄線のガットに電流を流すことで蚊を感電死させる仕組みのようだ。試しに触ってみると.....バチッ!!!"いってーえええ!!".....もう飛び上がるほどの電気ショックが体に走り、しばらくしびれてしまった。

どうやら、これは本物のようだ。試しに1匹捕まえてみる。始めての蚊を捕らえた瞬間"ジュッ"という音と共に青白い光を確認した。僕らはお互いに"これなら奴らを一撃に、ヘッヘッヘッ"と不敵な笑みを浮かべたのだった。(写真:我が家の蚊取りラケット)
32匹ゲット

史上最強(と思われる)の武器を入手した僕らは、最強の蚊取りペアとなった。一人が蚊を見つけると大声で"ラケット!"と叫び、リレーの次走者のように腕を後ろに差し出す、もちろんその時既にロックした蚊から目を放すことはしない。次から次へとまるでカツオの一本釣りのように蚊をゲットすることが出来た、快感から体中のアドレナリンが噴出しそうだった。その後数時間で僕らは最初にして最高記録の"一晩32匹ゲット!!!"を達成した。次は網戸を直そうかな.....(これが根本原因だあ〜)

#022:台北映画事情[04/Oct/2000]

台北の映画事情
  1. 複合映画館
    最近日本でもよく見かける複合映画館となっている。一番人気は市政府にあるWarner Villageだが、映画だけでなくショッピングや食事も楽しめるようになっており、休日には若者で賑わっている。また、台北市にあるどの映画館も休日は盛況で、映画が台北での娯楽として根付いていることが分かる。

  2. 北京語字幕
    ここは台北、あたりまえである。北京語の分からない人は頑張って英語を聞き取るか、あきらめても大丈夫なジャンルを選ぶことが必要となる。おすすめはアクションドタバタ映画。ストーリが分からなくてもドキドキ、ハラハラすることが出来る。最近の特撮技術はすごい!!!ちなみに邦画は吹き替えがないのでオススメ。(探偵コナン"柯南"は面白かった!!)

  3. 値段は900円程度
    現在の日本での映画の価格は詳しく知らないが、約1/2の900円程度。激安!!とまではいかないがお手軽といえる。

  4. 洋画封切りは日本よりも早い
    1999年話題の映画"STAR WARS EPISODE1"は日本より約2週間早く公開されていた。洋画の場合はどうやら日本よりも先に公開されるようである。わずかながら優越感に浸ることが出来るが"STAR WARS"の場合ストーリが分かりにくく、うかつにも寝てしまった。(後日発売されたビデオでも寝てしまった...."STAR WARS"は癒し系としてオススメ!?)

  5. 誰もいない映画館....
    これは、ミステリーではない。決して観客がいなかったわけでもない、映画が"THE END"や"Fin"で終わると観客はあっという間に席を立つ。音楽が流れ出演者やスタッフのテロップが流れ出したころには、既に映画館の中には誰もいない。写真はスペクタクル映画"Perfect Storm"(すげー嵐の中で漁船が奮闘するが、最後力尽きる)のエンディング模様だが、100人はいたであろう観客は見事なまでにいなくなっている。日本ならば映画の余韻を楽しむように多くの人が席に座りつづける。どうやら、台湾人は余韻に浸らない、過去は振り返らないようだ。そういえば震災の時もそんな感じしたなあ。

#023:辛いステーキ[05/Oct/2000]

辛いは不要(ぶーやお)

先日、台湾風味のステーキ屋さん"我家牛排(うおーじゃーにょうはい)"で食事した。激安で500円もだせばステーキセットで、サラダ、デザート、ジュースが飲み食べ放題の太っ腹だ。店内は昼2時と食事時間を過ぎていたものの、若者や家族連れで賑わっていた。僕らの座席はガラスに仕切られた鉄板の横で、次々とステーキやハンバーグが焼かれていた。とりあえず、サーロインとハンバーグを注文したが店員は"ソースは?"と聞いてきた。"黒胡椒"と"マスタード"があるようで、僕らは"黒胡椒"を選んだ。

食べ放題のサラダなどを食べながら待つこと約15分、ジュワ〜という食欲がそそられる音と共に、アツアツのステーキが運ばれてきた。鉄板には野菜/パスタ/肉が盛られておりこぼれ落ちそうなほど、ソースがかけられていた。遅い昼食ではらぺこだったので、ムシャぶりついたが‥‥"辛い〜〜っ!!!舌が麻痺しそうなぐらい強烈な辛さだった。こんなに胡椒で辛くできるとは‥‥台湾人の舌はタフである。

教訓:我家牛排で食事する時はソースは不要(ぶーやお)と言おう!

#024:シドニーオリンピック[06/Oct/2000]

たまにはグチでも

ちょっと遅れましたが、4年に一度のオリンピック終わっちゃいました。日本は柔道、水泳、サッカーなどの活躍で盛り上がったようですが。。。。見れなかった(怒)!!!どこにもやってねー(若干マイナー競技はやってました。柔ちゃんや野村選手の金は日本にいたので見ましたが....)

こうした国際試合は放映権の問題があるようで、NHKアジア放送でも"Due to Copyright reasons, the scene cannot be seen."なんて字幕とともに厳かな神社の画像に切り替わってました。

そもそも、オリンピックは全世界のお祭りだろう!!!
見れて当然じゃないか!!!
商業主義に進んだのが誤りじゃねーのか?
なあサマランチ、俺もオリンピック見てーよ!!(お願〜い)

以上、本件はグチだけ。台北住人も含め海外に住む人達は同じくやしさを抱いているはずです。

#025:年中無休のすし屋[08/Oct/2000]

やっぱりさしみが喰いたい

これまで台北でさしみやすしを食うことは避けてきたが、やっぱり食べたくなって行ってきた。清水という店だ。知り合いからオススメを情報入手したのだが、板さんは日本で修行をし、台北に戻ってから日本駐在員を相手に商売してきたとあってなかなかおいしかった。

板さんは閉店間際になり客も僕らだけだったので、ちょっと酒をたしなみながら、いろんな話をしてくれた。日本から食材を輸入していること、常連さんが大勢いるのでそこそこ繁盛していること、日本人には本わさびを使い、台湾人は辛い練りわさびをつかうこと....などなど、初めての客なのに親しく振舞ってくれた。

僕らも"盛り上げれば安くなるかな!"とかこの先のことも考えて盛り上げるように努めていた。そんな会話より・・・
かみ合わない会話

 僕ら 「この店のお休みはいつですか?」
 板さん「うちは年中無休だよ!」
 僕ら 「えーすごいですね!年末年始も休みなしですか!」
 板さん「年末年始はお休みだけどね」
 僕ら 「?????」
    (ようくわからんが、年中無休で年末年始は休みらしい....)
 僕ら 「年中無休なんですよね?週末はどうなんですか?」
 板さん「そう、うちは年中無休だよ!週末はねえ〜日曜がお休みだけどね」
 僕ら 「?????」

‥‥非常にユーモアある板さんでした。今度またよろしく、安くしてね。

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