台北ヘヴン/台北日誌
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台北生活の体験日誌

#081-085
#081:茘枝(らいちー)[11/Jul/2002]

茘枝(らいちー)

台湾には日本にない果物が沢山ありますが、その中でも一番ウマイと言えるのが茘枝(らいちー)です。正確には日本でも高級な中華料理屋で食べることが出来ますが、ほとんどは冷凍のまま空輸されています。

以前、日本で食べた時は「シャリシャリ(凍ってる)して、いい香りがするウマイ果物だなあ〜」と思っていましたが、南に産地のある台湾では生の茘枝を食べることが出来ます。生の茘枝はほんのり赤い色をしています。その皮はごつごつしていますが、指だけで簡単に剥くことが出来、その中からは白く半透明でぷるんとした果実が現れます。食感はうにゅっ・もちもちっとしており、非常に良い香りは部屋の中一杯に広がります。
今日も明日も

さて、茘枝の季節は短く6月中〜7月中頃までの限られた期間です。台北の街中には産地から直送する小型トラックが、荷台をそのまま店先にして売っています。値段は3斤(約1.8kg)で100元(約\380円)。傷みが早いので、出来るだけ早く食べてしまわないといけません。あまりにもウマイので冷凍保存したこともありますが、生茘枝の足元にも及びませんでした。

さらに今年の茘枝は、雨不足の影響で例年以上に甘く、香りがいいです(今年はほとんど果物が甘い)。今日も喰おう!お〜!(雄叫び)
今がチャンス!

残された今年の茘枝の季節もあと僅か‥‥この機会を逃すと、来年までバイバイ。
幸運にも台湾に居る方は是非、ご賞味下さい!

#082:郊外で露天風呂[12/Jul/2002]

ヒノキ風呂

我が家の風呂はヒノキ風呂です。入浴中はまるで森林浴をしているようないい香りが拡がります。肩までつかりながら、読書にふける時間は最高の贅沢です。もちろん入浴後のビールのうまいこと、この上ありません。

しかし、あまり羨ましがる必要はありませんぞ。実はこの風呂桶、狭いんです。脚を折りたたんで、体育座りして、ちょっと寄りかかって、ようやく肩まで漬かれるぐらいに狭いんです。とはいえ、普段は不満なく利用しています。なぜなら「日本人は風呂桶がないとダメなんだ!」と入居時に大家さんにお願いし、わざわざシャワー室に入れてもらいましたので・・・もちろん、感謝してますよ。
露天風呂へのあこがれ

しかし、大きな風呂でゆったりくつろぎたいことに変りはありません。そんな時は、郊外に出かけて露天風呂に入ります。いい響きですね〜露天風呂。

さあ!温泉だ!と気合を入れて出掛けても、施設や浴槽が清潔でなく、ガッカリすることがこれまでに何度かありました。日本の温泉は、ホント清潔なんだなあと感じます。そんな中、先日出掛けた露天風呂は当り(まあまあ許せる)でした。

台北郊外、北投(ぺいとう)の行義路沿いには温泉屋が密集しています。その多くは宿泊施設を持っていませんが、食事、カラオケ、露天風呂が一緒になった娯楽施設になっています。システムはユニークで、1人当り食事を300元(約\1100円)以上すれば、入浴料金はタダになります。
川湯で食事

 今回行った"川湯"は、温泉屋街の奥のほうにあります。まず目に飛び込んできたのは、まるで日本の温泉街のような作りでした(上画像)。石畳の両側は食堂となっており、10人程度が利用出来る個室もあります。久しぶりに見る木造建築は新鮮です。

まずは、入浴料金をタダに浮かせるため食事を取りました。中華料理と台湾料理が準備されていましたが、特大ジョッキのビールに合いそうな料理をオーダ。そして、出てきた料理を一口・・・辛れーっ!。鷹の爪がこれでもか、と言わんばかりに入ってます。これを冷ますには、ビールぐびぐび!

  辛れーっ!ぐびぐび!辛れーっ!ぐびぐび!辛れーっ!ぐびぐび!

ってな調子で激辛料理と2リッターの特大ジョッキは胃の中に収まりました。満足、満足。(しかし、よく2リッターのビールが胃に収まるものです)
露天でのんびり

しばしの休息の後、待望の露天風呂にゴー!

簡単な作りの脱衣場で素っ裸になると、目の前は露天風呂。日本と同じ様に岩を組み合わせて造られています。お湯の色は無色透明で硫黄のにおいがほんのり。ざっと体を洗い待望の温泉に入ると、すごく熱い!しかし、肩までつかりたい・・・ん〜っと頑張って、ふうっと一息付くとようやくお湯の温度にも慣れてきました。

お湯にはしっとりと体に纏わりつくようなヌメリ感があります。温泉マニアではないので詳しい効能は分かりませんが、体に良いことは肌で感じられます。しかし効能はどうあれ、脚を思いっきり伸ばして顔のギリギリまでつかって入る風呂は気分がいいもんです。頭上には空が一面に広がり、川のせせらぎが聞こえます。

最高の気分も、熱いお湯には我慢の限界です。横には冷水のジャグジーがあり中央からは泡がブックブック出ています。ほてった体には最高の贈り物です。その後は温泉と冷水ジャグジーの繰り返し。サウナの要領っすね。
結局グビグビ

露天風呂の後は、再度ぐびぐび!で締めくくったことは言うまでもありません。
#083:伝説達成?[15/Jul/2002]

伝説達成を見に行く

"#079:台北で黄金伝説!"で紹介した通り、7/13、19時から台北郊外の会場にて「裸一貫で世界進出を果たす男」の最終収録が行われました。このイベントで5000人以上を集められれば伝説達成となります。
会場は人だかり

会場の南港101はMRT昆陽(くんやん)から徒歩15分。といっても、偶然知り合いに会ったので、タクシーで移動(やっぱ楽だ)。道を知らなかったので助かりました。

"4人しかいなかったらどうしよう"
"もっといい格好してくるんだった"
"インタビューされたら"日本から来た"と言おう"


等々の対策を練っていましたが、予想に反して会場前には人だかり。開演約20分前に到着したのですが、まだ開門はされていませんでした。

まったり開場を待っていると、台湾人らしき人達が並んでいる人達に、応援のプラカードやうちわを配りはじめました。

もちろんゲットしない訳はない!
"遠藤章三"、"遠藤加油(遠藤がんばれ)"、"好吃3,HC3(どうやらグループ名らしい。日本語では"おいしい3"、よくわからん)"等々のプラカードや、名前の書かれたうちわが有りました。準備された数もかなりのようで、来場者ほとんどが手にしていました。こんなに準備するのは大変だったでしょう。

しかし、こういうもんは自発的に準備するものではないのか?ま、いいか。
カウントされながら入場、そして前説

19時、ついに開場。人の波が会場へと吸い込まれていきます。入り口では係りの人がカチカチと人数をカウントしてました。気分が盛り上がります。

中は薄暗くオールスタンディングとなっています。混雑を避ける為、体育座りして開演を待っている人達がぎっしりでした。舞台の上では係りのオッサンが、イベントを盛り上げる為に前説をやっていました。以下、(あやしい)日本語訳。

  • 持ち歌は2曲
  • 終ったらアンコール(台湾では"アンコ"と叫ぶ)をしてほしい
  • 遠藤さんは誕生日なので"Happy Birthday to You"を歌ってほしい
  • 掛け声とアンコールの練習
前説は時折日本語を交えてやっていました。

そして、ついに開演。
伝説達成!だ、そうな・・・

舞台の準備は整い、幕の裏側がざわざわしています。朝日テレビの収録も始まったようで、聞き慣れたアナウンサーが遠藤に話し掛けている声が聞こえてきした。
(以下、裏覚えですが、だいたいそんな感じということで)

 アナ:「遠藤さん、ついにこの日がやって来ましたね!」
 遠藤:「????(聞きとれず)」
 アナ:「もう既にお客さんは入場しています。どうですか?」
 遠藤:「????(聞きとれず)」

ついに舞台の幕が上がりました。舞台の上には、しろうとの様にきょとんとした遠藤とそのメンバーが立っています。

 アナ:「入場者数5千百XX人!伝説達成です!

同時に花火と銀色のテープが舞台、観客席を彩りました。メンバー全員大喜び。観客も盛り上がり、会場は最高潮に達しました。その中、遠藤は「しぇい、しぇい(ありがとう)」を連発していました。
コンサート模様

そして、コンサート開始。
アイドルグループのコンサートなんて初めてです。多分、最初で最後だろうなあ。
  • 1曲目:結構ノリが良い曲で、歌詞はギョーザ、ウーロン茶などをちりばめた勢いだけの曲でした。ありかな。
  • MC:会場が遠藤の誕生日お祝いを合唱。
  • 2曲目:米米クラブのTrue Heartsの北京語バージョン。思い出の曲らしい。
以上、終わり。あっという間でした。そりゃ2曲しかないからね。すかさず会場はアンコールの声援。練習どおり。
  • 再度登場。千秋との結婚を報告。"おめでとー"の大声援
  • 俳優オーディションで一緒だった台湾人が登場。そういえば先週の放送で見た顔。
  • 最初のノリの良い曲をもう一度歌う。(つかい回し)
以上、全公演内容終了。約30分弱。

赤の衣装をまとった遠藤は、カンペを見て北京語で話していましたが、さすがに辛そうでした。でも、まじめそうに頑張ってる印象を受けました。
コンサート自体は歌、踊りに雑さが目立ちましたが、本格的な活動ではないのでしょうがないでしょう。持ち歌が2曲で短かったのは、ある意味幸いです。これで1時間以上やられたらたまりません。コントでもやってもらわんと。
さて、本当に伝説達成?

それにしても、5000人というのは結構な人数です。果たして本当に5000人も入っていたのか?会場の規模などを考えると、非常に疑問は大きい!のですが、入り口でスタッフと思われる人たちがカウントしていたので、ここでは達成!ということで納得しとこうと思います。

ところで、コンサート終了後に台湾のバンドによる公演が引き続き行われました。約3割程度の人がそのまま残り、中にはそのバンド目当ての人が大勢居るようでした。伝説の裏側を垣間見た気がしました。

#084:水のある生活[18/Jul/2002]

給水制限解除!

今年に入ってからの水不足は、台風6号がもたらした雨のおかげで解消し、7/11から給水制限も解除されました。給水制限の間もビル屋上の貯水槽のおかげで、生活に困ることはありませんでした。
困ることも有る!

現在済んでいる賃貸マンションはセキュリティが良く、新築なので選んだのですが、それ以外にスポーツジムとプールのあることが魅力でした(決して高級マンションではありませんです)。水不足は生活自体の支障はありませんでしたが、給水制限の期間はもちろんプール使用禁止。「水不足なのに、贅沢言うんじゃない」と言われそうですが、暑くて運動不足になりがちな台北でのプール禁止は我が家にとって死活問題(大袈裟ですか?)でした。

また、たまのゴルフ後の大きな湯船はプレーと同じくらいの楽しみの1つでしたが、残念ながら湯船の中は空っぽ。試しに入ってみましたが、かえって寂しいもんです。正直言って「金返せ〜」と叫びたいくらいでした。
水のある生活

給水制限解除の後にゴルフは行っていませんが、我が家のプールはめでたくオープン。最近は急いで帰宅し、急いで飯食って、プールにGO!が日課となりつつあります。暗がりに光るプールでプカプカ水に浮かび、狭いながらも都会の夜空を仰ぐと心が休まります。ストレスなんてものとは無縁かと思いましたが、どうやら少しはあるようです。
水のある生活は喉の渇きだけでなく、心の渇きも癒してくれます。
濡れたままで部屋に戻る

プールを上がるとタオルで体を拭きますが、濡れたままで部屋に戻ります。これはマンションにプールの有る特権です。

先日エレベータで西洋人のおじさんに会いました。新品に近いマウンテンバイクの前輪を持ち上げ、自転車を斜めにして乗り込んでいました。いでたちもサイクリング用の服装で、流線型のヘルメットを被っていて本格的です。しかも全身汗でびっしょり。毎晩、木柵までサイクリングをしているそうです。お互いびっしょりなままの不思議な出会いでしたが、さわやかな印象を受けました。スポーツの後というのはいいもんです。次はプールで会いそうな予感がします。友達になっとこう。

#085:大陸ビール好調[19/Jul/2002]

青島ビール來了

WTO加盟が引き金となったのだろうか?最近大陸からビールの輸入が活発になって来た。先陣となったのは"青島ビール"。日本にも輸入されており有名なビールだ。ここ1〜2ケ月で店頭に並ぶようになったが、既に30%のシェアを取るほどの大ヒットになっている。早速飲んでみたが、すっきりとして喉越しが良い。

輸入ビールといえばBudwiser,Hineken,KIRIN一番絞り,ASAHI Super Dry,Sapporo などがこれまでもあったが、値段が若干高めだった。しかし青島ビール(1缶)は国内ビールと同じ価格(30元,約\115円)に設定されていることが好調の要因だろう。

その一方、KIRINも負けてはいない。オーストラリア提携工場で製造した新製品"BAR Beer"を同一価格帯で投入してきた。この喉越しも悪くない。さて、新製品の争いは今後どうなるか?
大陸ビール、続々上陸

今後も大陸(中国)ビールの輸入が活発になるとの記事を見つけた。

青島ビールの好調を受け、8月には泡のきめ細かさが売りの中国北部の有名ブランド・燕京ビールが台湾で発売されることになった。さらに9月には香港ではすでに青島ビールを上回る売上げを記録している中国南部のブランド・金威ビールが発売される。いずれも缶では台湾ビール並みの30元で販売される予定である。
("会員.COM"ニュースメール2002/07/19より)

今年の夏は楽しみです。あ〜楽しみ、楽しみ。

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