台北ヘヴン/台北日誌
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台北生活の体験日誌

#136-140
#136:日本職業棒球[09/Jul/2003]
プロ野球中継

王監督の父親が台湾人だったり、郭泰源、郭源治など日本でプレーした選手が多いことから、日本のプロ野球は人気がある。來台当初出会ったタクシーの運ちゃんは王監督の居るダイエーホークスの大ファンで暑い頃でもジャンバーを着ていた。
最近ケーブルTVでは、日本のプロ野球中継が増えてきている。週末には巨人戦、月曜にはマンデーパリーグの試合中継をしていてビールのいい友になっている。
阪神快進撃

セリーグは昨日阪神がマジックを点灯させた、熱狂的やにわかファンが狂喜乱舞している。阪神ファンのなんともいいところは「それでもまだ信用できない」と、試合毎に集中し一喜一憂出来るところだと思う。勝っても負けても「すっきゃねんタイガース」なのである。望み消えれば冷め切ってしまう某関東球団とは大きく異なる点である。阪神はオフのお家騒動も多いが、こうした全ての点はショーアップされているのかもしれない。ファンに最も愛されている球団である。
筆者はライオンズ

阪神フィーバーを横目に、パリーグの首位争いは熾烈を極めている。許、張の台湾人投手をようするライオンズは台湾でも注目のようで、今年から月曜日夜にはライオンズ戦が放送されている。ライオンズファンの筆者としては願ったり叶ったりで、好調の松坂や、大爆発のカブレラを見てうまいビールを飲んでいる。
台湾で放送される日本プロ野球中継はD-LIVE(Delayed Live)という中継をしているが、これは録画したものを約1時間30分遅らせている。時間通りに生中継すれば、夜8時ぐらいで終わるので仕事が忙しい時には見れないこともあるが、D-LIVEのおかげでちゃんと観戦できている。ありがたいことです。
是非とも阪神にリベンジを!

阪神の優勝は確定だが、パリーグはダイエー、近鉄を撃破しなければいけない。
この3球団はわずか1.5ゲーム差の中にあり、がっぷり4つで組んでいる。オールスター明けに戦力を整えて戦えるチームが優位にペナントを進めるだろう。ライオンズファンではあるが、最後まで見ごたえのある戦いを期待したい。まずはパリーグの盛り上がりが重要で、阪神のように独走するチームが出ると一気に冷めてしまう。

で、最終的にはライオンズ対タイガースの日本シリーズを期待しています。
リベンジしなきゃ。
#137:台湾リカバリーキャンペーン[10/Jul/2003]
太っ腹!

SARSで観光客が激減した台湾ですが「台湾リカバリーキャンペーン」と題して、全世界に向け約3億元(約10億円)を投入したキャンペーンを開催します。予算の40%は日本に向けられ、1000人招待を予定しています。なんという太っ腹!

  日本人観光客の誘致に向け、台湾に1000人無料招待(産経新聞)

台湾好きの人、行きたいけど機会のなかった人、特に興味はないけどタダなら行くという人‥‥これは大チャンスです。是非、この機会に台湾に触れて、感じて下さい。
「毎晩、身を粉にして働いて時間がない‥‥」という「踊らされているエンジニア」なあなた!も是非ご応募下さい。既成事実(当選しちゃった)を作れば、なんとかなるはず(かも)です。台湾があなたを癒します!
主催元はこちら

景気のいいこと言っても、台北ヘヴンが招待するわけではありません。今回の主催は次の2つの団体です。

駐日台北経済文化代表事務所
・台湾観光協会東京事務所
 (HP見つからなかったので交通部観光局をリンク)

今月中旬頃に募集要項が新聞とHPで公開されることになっていますので、お忘れなく!
#138:九分と悲情城市[11/Jul/2003]
九分(ジョーフン)

台北から北西の方向にバスで約1時間半、港湾都市基隆の近くに九分(ジョーフン:正確には「イ分」にんべんに分)という小さな集落があります。山と海に囲まれ、古い町並みを残す風光明媚な場所として、観光客が大勢訪れる場所です。九分はその昔炭坑・金鉱にて栄えましたが、産業の衰退、日本統治終焉、国民党支配に伴い街は活気を失ってゆきました。1989年に公開された「悲情城市」はこの九分を舞台として、戦後の台湾人の悲哀を描いた映画で、ベネチア映画祭でグランプリを獲得した名作です。この映画をきっかけに九分は脚光を浴びることになりました。九分には2年前に行ったことがあります。山中の集落には細く、坂(階段)の路地が細く入り組んでいます。現在は観光地として栄えており古い町並みの中、お土産屋、名物の食べ物屋、茶藝館が軒を並べています。山中とはいえ海に程近いので、海岸の風景が一望できる景勝地でした。町並みを散策すると坂が多いためか結構疲れるので、お茶でも飲みながら景色を見てくつろぐのがオススメです。
DVD見つけた

先日「悲情城市」のDVDを偶然コンビニの棚に見つけました。しかも、わずか89元(約\320)の破格値でした。これまで見つけらずに半ばあきらめていましたが、見つかる時はこんなもんです。実は先月、我が家にようやくDVDプレーヤーを購入しました。ほとんどソフトはありませんが、昔買ったVCDがあるので、結構嬉しかったりします。一生物でもないので出来るだけ安いもので充分と思い、値切ってNT$2650元(約\9200円)。ファミレスのような「Dennys」というあやしいメーカーロゴ、プラスチック塗装のボタン類とチープ感は否めませんが、結局は見れればいいんです。

ちなみに、DVDにはリージョンコード(地域コード)という厄介な規格があり、台湾で売っている普通のプレーヤーでは日本のDVDは再生出来ません。以前は電気屋の親父が「ちょっと待っとけ!」と店の奥でリージョンフリーの改造をやっていたようですが、海賊版取り締まりが厳しくなったのと時期を同じくして少なくなって来ています。リージョンコードは著作権を保護する規格なので、リージョンフリーは違法プレーヤーです。しかし、需要があれば供給が発生するのが市場の原理。探せばリージョンフリーなるプレーヤーがまだ手に入ることは確かです。筆者のDVDプレーヤーは箱にはリージョン3の文字が躍っていましたが、結構怪しい店で買ったのでその真偽は知りません。ましてや日本やアメリカのDVDは持っていないので、確認すらできましぇん。
悲情城市

1945年終戦により日本統治は終りました。その後、国民党を主体とした中華民国がこの台湾を統治しましたが、市民の平和だった生活は終わり、治安が悪くなりました。とうとうと終戦を告げるの日本語ラジオ放送から始まるこの映画では、主人公が身の回りからすべてを失ってゆく悲哀を描いています。泣き叫んだり、暴れて感情を前面に出すのではなく、淡々と話し掛けるようなその映像には不思議と美しさが感じられます。本当に悲しい出来事には涙さえ出ないのかもしれません。「悲情城市」は悲しくも美しい映画でした。これ以上は、あえてストーリを詳しく紹介しませんが、九分旅行とセットがオススメです。

ホントは北京語字幕でほとんど理解出来なかったので、詳しいストーリーが紹介出来ないことはご愛嬌です。は・は・は‥…   さてと…北京語勉強しょ。
ることになっていますので、お忘れなく!
#139:高見盛に感動[14/Jul/2003]
大相撲は混沌

小学生、中学生の頃、学校から帰って大相撲中継を見るのが好きだった。輪島、北ノ湖と磐石の横綱が千秋楽まで優勝争いを演じていた。20円のガチャガチャには力士の形をした消しゴムが入っていて、富士櫻など特徴のある力士はそりゃもう似ていた。教室の机をガンガン叩いて力士消しゴム同士を相撲させたこともあったなあ…。その後、高校、大学、社会人と段々相撲中継からは自然と離れていった。中継時間が生活のサイクルに合わなくなっただけのことだ。
とは言っても、一応のスポーツニュースを見て大体の状況は知っている。最近は力士の大型化、パワー化に伴ってケガをする力士がひっきりなしで、毎場所の優勝争いは混沌としているらしい。
ロボじゃないだろ

横綱すらまともに出場できない中、高見盛が人気を集めている。控えめな性格ながら取り組み前の気合を入れる動作がなんともユーモアな力士だ。スポーツニュースの調査によると2つほどのパターンがあるらしい。
昨日の対戦相手は横綱朝青龍、ここ最近素行の悪さで一躍ヒールになった横綱である。これまで対戦成績5戦全敗の高見盛には、番付、体格、実績どれを取ってもかなわない相手だった。取り組みが近づくほどに高見盛の顔が高揚してくる。両腕を地面に突き刺すように振りぬいたり、顔・胸を平手打ちする動作は回数と迫力を増してくる。この動作を見てロボコップと称することもあるようだが、今から戦おうとする力士に対してちょっと不謹慎ではないか?とは言え、アナウンサーが「今日の動きはいつもと違います!」と言ったのを聞いて、笑ってしまいましたが……
さて、対戦−−。すぐさま、がっぷり組んで。そのままの勢いで朝青龍を寄り切った。
感動の涙

あまりにもあっけない勝負の行方は、高見盛の完勝だった。どちらが横綱か分らないくらいだった。
しかし、勝ち名乗りの受ける高見盛の目には涙がうっすらと見えていた(そんな気がした)。それは先ほどの力強い男の姿ではなく、戦いを終え、満足感と感慨にふける男の姿だった。スポーツは時として感動を与えるが、特に思いいれも無いまま感動したのは初めてのことだ。昨日の高見盛の勇士はロボではない男の姿を観衆に焼き付けた。
相撲は生で見たことありませんが…

座布団を投げてみたい。それもこんな感動的な場面で。
#140:スイカ甘いか[16/Jul/2003]
日本のスイカジュースはマズかった

かって大学生協の自動販売機に新発売のジュースが並んでいました。スイカジュース。スイカの緑に黒のギザギザした縞模様でそのまんまの外観でした。飲んでみると、これが史上最悪のまずさ!水に砂糖を入れてちょっと草っぽい匂いを付けたような代物でした。まあ、スイカと言えばそのものの味だったような記憶がありますが、期待しただけにガッカリしました。
台湾のスイカジュースはウマイ!

日本では夏がスイカの季節ですが、南国の台湾では一年中スイカがあります。ちゃんとしたレストランの食後にはフルーツが付いてくるのですが、必ず決まってスイカが登場します。しかし、夏場がスイカの最盛期であることには違いはありません。そんな6月ぐらいからジューススタンドにスイカジュースが登場します。その作り方は……

1.スイカの赤い部分だけをザクザク切って、ジューサーの中に放り込む
 (店によっては水と砂糖が入ります)
2.スイッチを入れる、ガリガリ〜
3.ざるで種などのくずを取り除いて出来上がり

と、これ以上ないシンプルなものです。しかし、これがウマイ!甘い!。炎天下くたくたな時に飲めば、涼しくなります。NT$20元(約\70円)で700ccと大量ですが、甘味がサッパリしているので、あっという間に飲みほせます。ちなみに、今年の冬は水不足も懸念された程の少雨だったので、一般的に果物が甘いそうです。この時期、是非お試し下さい。

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